犬の病気と健康  

犬の予防接種

ペットショップに行くと可愛い子犬たちがケージの中からじっとこちらを見つめて 「早くここから出してくれよ〜」「あなたのお家に連れて帰ってよ〜」と、強烈なメッセージを送ってきますね。愛くるしいチワワのCMが話題になった「どうする?ア・イ・フ・ル〜」の状態です。そんな仔犬たちのプライスカードに必ず書いてある【ワクチン○回目・済み】 と言うのが、ワンちゃんの人生(犬生?)における最初の予防接種の事ですね。
このワクチン(予防接種)は犬がかかりやすい病気や恐ろしい伝染性の病気を防ぐ為に必要不可欠な ものとなっていますので、ワンちゃんの為にも適正に行ってあげる必要があります。
ワクチンと一口にいっても、5種・7種・8種 等と色々あって、防げる病気の数で呼ばれています。 一般に5種ワクチンとは次の5種類の病気を予防する為のワクチンです。
【ジステンパー、犬伝染性肝炎、アデノウイルス2型感染症、パラインフルエンザ、犬パルボ】 更に7種とは【2種類のレプトスピラ】を加えたもの、更に8種とは【コロナウイルス】を加えた ものとなっています。獣医さんによって意見も様々ですが、数字が大きいほうが防げる病気の数が 多いので、『良い』と考えるのが普通ですが、現在では7種を採用している獣医さんが多いのでは ないかと思います。
ワクチンは仔犬の時を除いては、1年に一回接種する必要がありますので、年に一度は忘れないように 獣医さんに相談して下さいね。
上記の5種・7種・8種といったワクチンはワンちゃんの為にも私たち飼い主の為にも、必ず受けたい ものですが『強制』ではありません。 しかし、犬を飼う者の義務として狂犬病予防法という法律で接種を義務付けられている予防接種が あります。その名の通り『狂犬病の予防接種』です。 前述の5種・7種・8種といったワクチンには含まれていませんので『狂犬病の予防接種』だけを 別途受ける必要があります。
実は狂犬病は国内では50年近くも発生例が報告されておらず、日本では既に根絶されたと言われています。 しかし、その是非は別として法律がある以上は守らなければなりませんし、万一愛犬が他人に咬みついて しまった様な場合、殆どの人は『狂犬病は大丈夫?』と言われるでしょうし、悲しいかな一般的な認識として 少し気の荒い犬がいたりすると「狂犬病じゃないの?」と仰る人も多いようです。
このような事から、愛犬に受けさせるべき予防接種は『5種・7種・8種の内の何れかのワクチン』と 『狂犬病の予防接種』の2本立てで、年に一回と考えるのが一般的です。

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