犬の病気と健康  

犬の病気の現状

犬の病気といえば、狂犬病、ジステンバー等の伝染病的なものが思い浮かびますが、狂犬病がほぼ撲滅された事に代表されるように これらの典型的な犬の病気はある程度コントロールができるようになってきています。 逆に近年では、糖尿病、腎臓病、ノイローゼ、肥満、などと言う人間の病気と同様の病に苦しむ犬たちが増えています。 ペットブームに便乗し、心無いブリーダーが無理な環境で子犬を産ませたり、兄弟間や非常に血縁の濃い間柄での交配など により、遺伝子に異常をきたした仔犬達や、遺伝性の病気を引き継いでしまい、潜在的に病気の発症率の非常に高い仔犬たちが 生み出されている事実もあります。
また、生後間もない間のペットショップでの扱いが悪かったり、人間に起因する生活環境の悪さなどで病気にかかる犬も増えています。 インターネットの検索エンジンでの検索数を見ても「犬・・・病気」という検索が月に何万件も検索されている事実からも、世間の犬の病気に対する関心度の高さや、情報が必要とされているということがわかります。
犬も生き物である以上病気にかかります。中にはクロのように不治の病の難病にかかる犬もいます。純血種の犬において、遺伝性や 神経系の病気が増えていて、飼い主の日頃の注意ではどうにも防ぎようの無い病気があるのも事実です。 しかしその反面、前述のように肥満や不適切な食事による内臓疾患等、飼い主の甘やかしや不注意による病気は少しの注意で防げる ものですから、飼い主の責任としてそのような病気で愛犬を苦しめる事の無い様に気をつけたいものです。
本来、野生の動物であった犬は、薬や外的な治療に頼らなくとも自身の健康を維持する能力が高かった筈ですが、 人に飼われている事によって動物が本来もっている免疫力もその能力が低下している事は想像に難くありません。 近代、人間は文明の発達と引き換えに公害や食品添加物による影響、大気の汚染等、過度のストレスなど数多くの 悪影響の中にさらされていますが、犬達にとっても人間と同居していく以上、全く同じ条件にさらされている わけですから、人間(飼い主)の責任において、出来る限りの愛情を持って犬たちを病気から守ってやる必要が あるのではないでしょうか。

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